HAL®︎腰タイプ(2Sサイズ)を使用した脳性麻痺の20代女性へのNeuroHALFITプログラム
今回は、「新たな事にチャレンジしたい」HAL®︎と出会って6年目、月2回NEURO HAL FITプログラムを実践して頂いている脳性麻痺の20代女性、ご家族にインタビューをしましたので紹介します。
目次
HALを知ったきっかけ
スタッフ:「HAL®︎を知ったきっかけを教えてください」
お母様:「テレビ番組を見てHAL®︎を知りました。この子に体験させてみたい、と思ったのがきっかけです。」
スタッフ:「ありがとうございます。その後弊社に、どうやってたどり着いたのですか?」
お母様:「当時通っていた施設の理学療法士に相談したところ、大分県HAL研究大会講演会のチラシを見せていただいて、2017年10月30日の大分県HAL研究大会講演会に参加して山海先生のお話を聞きました。大分にHAL®︎が出来る施設を教えて頂いて大分ロボケアセンターに見学に行きました。」
初回体験の話
スタッフ:「運命的な出会いだったのですね。初めてHAL®︎を装着した時はどんな感じでしたか?」
20代女性:「HAL®︎腰タイプ装着体験の時、HAL®︎のアシストを初めて体感し驚きました。HAL®︎のアシストにより立ち上がりが楽にできました。帰宅後立ち上がりの変化を感じ、お父さんがびっくりしていたのが印象に残っています。」
スタッフ:「変化を感じられて良かったです。通いたいと決められた理由はなんですか?」
お母様:「今までのリハビリも行いながら、新しいトレーニングにチャレンジしないと変化しないと思ったし、通所のリハビリも回数制限があり幼少期よりもリハビリの回数減少し、せめて現状維持させる為にも新しい事にチャレンジしようと思いました。リハビリの回数が減少して病院から見放されている感がありましたし。HAL®︎が唯一の希望の光と思ったから通えるうちは通いたいと思いました。」
NeuroHALFITを通じての変化
スタッフ:「NeuroHALFITを通じてどう変わりましたか?」
お母様:「当初、変化はあまり感じませんでした。プログラム回数を重ねていくうちに通所しているリハビリ施設の先生から立ち上がり等の変化がありビックリされました。プロの目から見ても変わっていることがわかり安心しました。」
20代女性:「立ち上がり時に足を使って立ち上がる感覚をつかむことができた。通所しているリハビリ施設の先生からも驚かれたり、家族も喜んでくれてHAL®︎にチャレンジしてみて良かったと思った。」
生活での変化
スタッフ:「生活等に変化はありましたか?」
20代女性:「HAL®︎のトレーニングは身体的にキツいけど、今までとは違うトレーニングだったのでとても新鮮で、スタッフの一生懸命な姿勢から私も頑張ろうと思えるようになりました。ただトレーニングに来るだけじゃなく、ドラマの話をしたり、日常生活の話をしてくれてとてもアットホームな環境でここに来ることが生活の楽しみの1つになっています。」
お母様:「トイレ、入浴等の生活介助の際、介助量が低減して負担軽減しています。」
「正直通所するのが面倒な時もありますしゆっくりしたい時もあります。それでも、本人が続けたいと言っていますし、継続することが大切だと思っています。もし大分ロボケアが無いと考えると私たちの希望がなくなると思うぐらい大切な時間です。」
今後の目標
スタッフ:「大切な時間になっていて嬉しいです。今後の目標を教えてください。」
20代女性:「これからも専用プログラムを継続し、自立して立ち上がるようになり、一歩でも二歩でも歩きたい。介助側も立上れると楽になるし、職業の幅が増えると思う。家族も年齢を重ねると介助出来なくなるから自立できるようになるのが目標です。また、私と同じ疾患の人に勇気を与えたい。」
お母様:「最低限、現状維持は保ちたいしこれからも継続し娘の目標を叶えられるようにしてあげたい。少しでもできるようになれば娘の将来も変わって来ると思うから一つでもできるようになってくれたら嬉しいです。また、今まで継続できたのもアプローチの仕方など試行錯誤して頂いた大分ロボケアスタッフの真剣な思いが私たちに伝わるからです。」
スタッフ:「私たちも目標に向かってこれからも試行錯誤し一生懸命サポートさせていただきます。今後ともよろしくお願いします。」
– – – インタビュー終了 – – –
【HAL腰タイプ→立ち上がり5回×7〜8SET】
【AIOでのTREAD歩行 5min×2〜3SET】
【大分ロボケアセンターのスタッフより】
私たちは「もう一度歩きたい」「立ちたい」を実現する為、願いを叶える為にお客様が満足していただけように一生懸命にサポートしていきます。新しい事にチャレンジし私たちと頑張って行きましょう。」
【まずはお気軽にお問い合わせください】
全国17箇所にあるCYBERDYNE株式会社の関連施設でもある大分ロボケアセンターも自費のリハビリ施設です。大分ロボケアセンターを初めとするロボケアセンターでは、 Neuro HALFIT®︎という、世界初の装着型サイボーグ HAL®︎で脳神経・筋系の機能の向上が期待されます。個人にあったプログラムの提供し、初回体験キャンペーンなど様々な特典もご用意しています。ご興味を持っていただいた患者さんやリハビリの介護をされているご家族は、遠慮なくお問い合わせください。