脳梗塞とは〜原因〜
ロボケアセンターには様々な疾患をお持ちな方がいらっしゃいます。その中でも特に多いのが脳梗塞の方です今回は脳梗塞がどのような原因で起きるのか解説します。
脳梗塞は、脳の血管が詰まることで脳組織に酸素や栄養が届かず、その結果として脳細胞が損傷を受ける病気です。
この血管の詰まりは、主に血液の塊(血栓)が原因で、脳の特定の部分の血流が遮断されます。
血流が停止すると、脳細胞は損傷を受け、場合によっては死に至ることもあります。
脳梗塞の主な原因
1. 血栓による血管の閉塞
血栓とは、血液成分が固まってできた塊のことで、通常は体を傷つけた際の出血を止めるためにありますが、これが血管内で異常に形成されると問題を引き起こします。血栓が脳の血管を塞いだ場合、それによって脳細胞に血液が届かなくなり、脳梗塞が発生します。
2. 動脈硬化
長年にわたる高血圧、高コレステロール、糖尿病、喫煙などの生活習慣は、脳の血管を硬くし、狭くする原因となります。
これらの条件は動脈硬化を促進し、結果として血管が詰まりやすくなります。
3. 心臓疾患からくる合併症
不整脈の一種である心房細動は、心臓が不規則に収縮することで、血液が心臓内でうまく流れずに固まりやすくなります。
これによってできた血栓が脳に運ばれると、脳梗塞を引き起こす可能性があります。
おまけ: 高齢者におけるリスク
高齢者は特に脳梗塞のリスクが高まります。年齢とともに血管は自然と硬くなり、動脈硬化のリスクが高まるためです。
また、高血圧や高コレステロールなどの疾患も年齢とともに増える傾向にあります。ですので、50代から70代の方は、これらのリスク因子に注意し、定期的な健康チェックと健康的な生活習慣を心掛けることが大切です。
脳梗塞は、脳の血管が詰まることによって引き起こされる深刻な状態です。その主な原因は血栓の形成と動脈硬化です。
特に高齢者はリスクが高いため、予防のためにも健康的な生活を送ることが重要です。
脳梗塞を万が一発症してしまった場合でも、適切なリハビリにより生活動作の自立をサポートします。ロボケアセンターでは装着型サイボーグのHALを組み合わせた最先端の運動プログラムNeuro HALFIT®を提供していますので、脳梗塞による後遺症に悩んでいる方、もっと身体を動くようにしたいとお考えの方はぜひお越しください。