発症直後の「回復のゴールデンタイム」を逃さず、AIを用いたデータ分析に基づき、
自らHAL®とBMI、川平法を組み合わせたリハビリを選択。
医師の予測を上回るスピードで社会復帰への足がかりを得た記録。
HALによるトレーニング開始当初は膝の伸びが不完全で、曲げる動きにも重さがあったが、16回のセッションを経て右足の運びがスムーズになり、現在はスピードは緩やかながらも膝の曲げ伸ばしを可動域全体にわたって行えるようになった。右腕のコントロールも改善した。失語症については、知人50人ほどと連日電話で会話する「独自の言語リハビリ」も併用し、現在はほぼ支障なく会話が可能なレベルまで回復。
「安全地帯」である病院を出て、あえてバリア(負荷)のある環境に身を置いたことが正解だった。科学的根拠に基づいたリハビリを集中して行うことで、脳の可塑性を最大限に引き出せたと実感している。自身の経験を通じて、HALやBMIなどの新しいテクノロジーを使ったトレーニングが持つ「再現性のある回復」の可能性を、より多くの患者や専門家に広めていきたい。